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【ざっくりキャリアセミナー】第二回:運動に関わる業種紹介をするよ!(その①)

まいどです。
アスレティックトレーナーの田子です。

ざっくりキャリアセミナーの第二回です。

早速ですが今回は【運動に関わる業種紹介】ってことで,学生……というか中学生や高校生の総合授業の際に聞かれたことのある内容を今一度整理して書き出してみようと思います。

あくまで今まで私が足をつっこんだり,お仕事で関わったことのある業種が中心になりますができるだけ多く書き出していければと思っています。

じゃあどうやったらなれるの?っていうのはまた別に書くことになると思いますがご容赦ください。

また,質問やこれ絶対ちげぇよ!(#`д´)/みたいなのもあったら教えてください笑

一応下記のものを”ざっくり”紹介していきたいと思います!

1.アスレティックトレーナー
2.パーソナルトレーナー
3.スキルコーチ/監督
4.ストレングスコーチ/トレーニングコーチ
5.インストラクター
6.フィットネストレーナー ※フィットネス企業正社員含む
7.マネージャー/エクイップメントスタッフ/事務職
8.メディカルトレーナー/マッサー/セラピスト
9.研究者(大学職員など)
10.プロスポーツ選手
11.その他(スポーツ栄養士/スポーツドクター/スポーツメーカーなど)

以上,代表的な『役職』を説明します。
※あくまでも説明のための分け方になります。『ライセンス名称』と混同しないようご注意ください💦

……途中まで書いてて思ったのですが,まじめすぎて全然面白くなくなってしまったので中座してちょいちょいデフォルメしていきますw
※尚,今回は「教員」は外しました。教員はあくまでも教育職だと思っているので。

スベってたらごめんなさいorz

あと例によって長くなるので分けていきますね。

【その②】 【その③】 【その④】 【その⑤】 【番外編】

 

割とNSCAを始めトレーニング協会などで広く用いられている用語で紹介しています。

類義語や,細かい役職を内包している……または相互の役割を補完・兼任する場合もあるので一概には言えませんが,この中でもし『自分のやってみたい』分野があれば良いなって思います。

それではいってみましょう(‘ω’)ノ

1.アスレティックトレーナー(AT)

スポーツチームにおいてアスリートのコンディション全般をマネジメントする総合職です。

定義的な意味でいくと,スポーツ現場において選手の傷害時の現地対応や,医師と連携した競技復帰のためのリハビリ,効果的なウォーミングアップやクールダウンのプログラム作成,必要に応じたテーピングの処置やトリートメント(ストレッチ指導など)を行う…スタッフです。

国内リーグのスポーツチームにはアシスタントも含めて最低でも2~5名程度は常駐しているのではないでしょうか?(人数規模によってはもっといるかも。私の見た事あるチームではそんな感じでした)

業務はスポーツ種目よってどの業務がウエイトを占めるかも異なりますが,
アメフト・ラグビー・サッカーといったコリジョンスポーツの分野ではATは特に総合的に選手のサポートを行っている役職になるかと思います。

この『総合的に』というのがキモで,医師や後述のトレーニングコーチや監督といった,チームに関わる多くのスタッフと連携してより選手(チーム)のパフォーマンスを維持させる…というのが最大の使命だと私は考えています。

各機関との橋渡しのようなジェネラリストな観点を求められる役職です。

RPGで例えるところの,魔法も武器攻撃も使えるタイプって感じです。
魔法剣士というか,スライムナイトみたいな感じですね(個人の所感です)

また,このような背景から近年では幅広い層をカバーする必要があるフィットネス業界でも活動範囲を広めている方も多いです。

【以下,長い余談】
ちなみに,いわゆる”トレーナー”になりたい!…という学生(一年生の)ほとんどが『アスレティックトレーナーになる!』という目標に【いつの間にか】なっているのですが上記の通り非常に多岐に渡る業務を行うので,●●●を活かして×××で活躍できるトレーナーになりたい!(別にATという業種でなくてもいい)って感じで具体的な目標設定が出来る子の方が個人的には聞いていてスッキリします(笑)

テーピングを巻くだけ,マッサージをする,トレーニングを指導する……どれかだけが仕事ではないのでなりたいトレーナーのイメージがいわゆる『アスレティックトレーナー』でない場合のことも多いです。私の学生時代も結構多くの子が路線変更しています。

ライセンス取得や進学前に先になりたいトレーナー像をしっかり定めることも必要かもってことです。

尚,関連ライセンスは日本スポーツ協会公認ATや,アメリカで取得できるNATA公認AT(ATCとかって言われたりします。)などがあります。

また,日本独自の文化で鍼灸師や柔道整復師,理学療法士といった国家資格保有者が『トレーナー』としてスポーツチームに帯同する場合もあってちょっとややこしいです💦


私の専門競技である陸上競技などはトレーナーのイメージが『鍼やマッサージ』と感じてる人が未だ多いのも今後変えていきたいと感じています。※鍼灸師などについては8で紹介しますね。

超余談ですが,ATはポロシャツにチノパンスタイルの方が多いです(笑)

2.パーソナルトレーナー

文字通りマンツーマンでトレーニング指導を行い,対価を得る職種です。
最近人気の職業のひとつですね。

活動の仕方(フィットネスクラブor自店舗パーソナルジムorレンタルスペース中心…など)は,なり方は色々なアプローチがあります。
これだけで一本記事が書けるくらいには。

近年はボディメイク系・コンディショニング系…など得意分野で客層のすみわけがされている印象です。

絶対的な得意分野があってそれを活かしたトレーナーになりたい!って人は向いてるかもしれません。
但し,後述の通り集客(個人ブランディングやマーケティングリサーチ)がきちんとなされてないと売れません。

「なりたい」ってだけじゃダメってことね。
あとトレーニング得意なだけでもダメ。特に筋肉自慢な人ね(すごいけど)。

脳筋ダメ、ゼッタイ。

RPGでいうと文字通り単体攻撃でダメージを稼ぐ戦士系のジョブに近い感じです。

<ガリで

属性武器で弱点を点くとより強力な攻撃を出来る……点についてはパーソナル指導は同じことが言えるかもしれません。
お客さまのニーズとトレーナーの持ち味のコラボレーション(マッチング)が大事なんですね。

 

さて,ここでひとつ考えていきたいのはパーソナルトレーナーはいわゆるフリーランス(個人事業主)の方が大半になります。

よって,集客が難しい黎明期は他業種と兼業しながら少しずつ顧客を獲得→パーソナルを本業に→独立→自店舗開業……という感じでキャリアアップをしていくスタイルがまだまだ多いようです。

(他にも,フィットネスクラブの社員から独立するスタイルはベターのパターンのひとつでしょう)


私のパーソナル黎明期はスポーツ店での仕事を社員→パートタイムに職種変更。ティップネス・セントラルスポーツへパーソナル登録しつつ,ブログやSNSでランニングレッスンの集客をしながら独立していきました。

もちろん広告戦略が上手な方は独立までのペースが速いパターンも多いとは思います。

今多いのはボディメイク分野で自身がコンテストなどに出場・入賞し知名度アップ。
自身を広告素材にしてインスタグラムやYoutubeなどで集客が成功している方も増えてきました。

事実,パーソナルトレーナーという職業の認知度やそれを目指す方が増えてきているのは彼らの活躍あってこそです。

ただ,やはりヒトの身体を扱う仕事なので,見せ方やトレーニング方法に詳しくなるだけでなく,クライアントに最適なサービスの提供が出来る様にすることが一番大切だと思っています。

今後フィットネス市場を大きくするには『今まで運動をしたことのない人』を安全にトレーニングさせることがマストなので,ボディメイクやスポーツ指導だけでなく,健康の維持増進やリハビリ分野など幅広く活躍できるパーソナルトレーナーが増えて欲しいと思っています。

 

最後はちょっとだけど真面目な部分が多くなってしまいましたが,今回はここまで!
もうちょい業界について楽しくデフォルメして紹介できたらなぁ……と思いましたが…文才がこーい(^o^)

次回へつづく!
次はスポーツチームに携わる業種2ついきます!

田子 政昌

-たご まさあき-

パーソナルトレーナー、ランニングコーチ、かけっこ・陸上教室事業の運営、執筆業、モデル業など、幅広く活動中。2020 年にパーソナルトレーニングジム VITALIZE を設立。誰にでも【 わかりやすい 】 そして 【 楽しい 】 レッスンを常に心がけ、子どもから高齢者、運動初心者から日本代表アスリートレベルまで幅広くトレーニング指導を行っている。